2017.7. 1
長野県林務部から委託され、事業の委員を仰せつかった。
伸び悩む県産材の利用を考える検討会の委員だ。

仕立て屋さんが無くなり、安売り紳士服メーカーばかりになった国。
切り売りするお肉屋さん、そして八百屋さん等の専門店が無くなり、大規模店舗のスーパーばかりになった国。音楽などの芸術文化では生計が立てられない国、燃費などの性能ばかりを追うせいか、夢のない無難な車ばかりつくる国・・・

安いのもばかりを求める国、大量生産という効率ばかりを追求する結果、国も人も比較的「売れるものをつくる」ようになってしまった。結果「いいものを見る目」が無くなったような気がする。少なくても住まいに関してはそう思ってしまう。

そんな人が圧倒的に多いこの国に、少し高価な国内産・県産材を利用してもらうのは難しい・・・。ダイコクの建主さんのように、その価値観に着目し賛同くださる方は少ないだろう。

じゃあ、安価にして世に出せれば売れるのだから、そうすればいいだけの話なのかな。国産だろうが県産だろうが外国産だろうが、安価ならいいだけのことで売れるなら、寂しい話だけどそうした売り方もありだと思う。林業家の皆さんがそれでやっていけるのであれば大いに賛同したいが。

僕は多少高価だろうが安価だろうが、日本の木、地場の木、地元の山を守りながら仕事を楽しみたい。

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