2017.9.11
Q値(熱損失係数)とかUA値(外皮平均熱貫流率)とか、断熱の性能に関する省エネ用語が飛び交っていたが、最近そうでもなくなってきたように思う。これはうちの会社のような形態の工務店だけなのだろうか、それとも全国的にそうなのだろうか。
確かにある程度・・・ある程度の数値は大切だと感じている。なぜなら、熱が逃げず、暖かい。しかも燃料がかからないから家計にやさしい・・・から。

一方で、数値で計れない大切なものがある。
それは住まいにとって一番大切なこと、健康とか安心である。

健康を害することって何が直接の原因かは難しい。食生活なのかもしれないし、そのひとの習慣かもしれないし、住んでいる場所かもしれないし、生まれつきの運命かもしれないし、住んでいる建物のせいかもしれないし・・・挙げればたくさん考えられる。

隙間をなくして、過度の断熱性能を競うことへのしわ寄せは、住まい手にいく。
アレルギーやがんなど多発するいま、前文のように「計れない」または「調べられない」だけのことで、住宅もその原因かもしれないと以前から思っている。

いくら換気したところで、いくら24時間機械換気したところで、安全なのだろうか・・・
燃費や快適、そして「楽する」ことを求めすぎた結果の代償は意外と大きいのではないだろうか。

ある程度の断熱数値、言い換えれば・・ほどほどで十分だと思う。
なぜなら「単なる数字だから」と考えるようにしている。そもそも生活する態度、生活の習慣、温感の感じ方、人間の性格、住まいのつくり方、施工の仕方、住まいの経年変化で何とでもかわるから。


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