長野に暮らすと決めたお施主様は、この地での出会いと自然の恵みに感謝を込めて、新しい住まいをすべて地元のものでつくると決めました。木材、タイル、サッシなどの建材が長野産なのはもちろんのこと、関わるすべての人々が地域に根づいた活動をしています。ダイコクも地域の工務店として、お施主様と思いを共にしてお手伝いさせていただきました。良きご縁に感謝しつつ、皆様にご紹介させていただきます。
いい住まいの条件とは「やさしさ」がたくさん考えられていて、家族の暮らしや地域コミュニティの中で、それを折にふれ実感しながら育める住まいのことだと思っています。
「やさしさ」は人の気持ちを豊かにし、楽しませ、仲良しにしてくれます。
例えば北側に住む方への日照を気づかい、そして雪や雨水、音や振動がとなりご近所にいかないよう気を配ると、自ずと敷地の広さに比例した家の広さになってきます。結果、地域の景観がそれだけで整ってきます。
昔からある日本の風景のように、軒を深くし夏の高い日差しを遮り、冬の低い日差しをたくさん取り入れ、気持ちいい風の道をいっぱいつくれば、
省エネルギーで地球環境に配慮した暮らしに自ずとなるものです。
家族みんなで使う場所を広くして、それを家族みんなで共有し合う。やがて安心や楽しい時間が生まれ、居心地のいい場が自ずと生まれます。こうした家族間の関わり合いは地域コミュニティとの関わり合いと似ているものです。とにかく身勝手や利己的なことは控え、常に家族(地域)に謙虚であり他を思いやれば、人は豊かになり人生を楽しめ、街や地域が自ずと仲良くなると思っています。
ダイコクは住まいをつくる会社です。
そして住まいをつくりながら同時に、やさしい家族、やさしいコミュニティもつくっていると信じています。だから、ダイコクはLocal Community Creatorなのです。