2017.10.18
設計編にひきつづき、材料にも同じことが考えられるので書きたいと思います。
お施主様からこの材料を使ってもらいたい・・・といわれる建築会社がここに来て増えていると聞きます。ネット等で今やそれだけ情報が所得しやすくなっているからだと思います。ダイコクではそれらの要望はほぼありません。あってもそのいつも使っている材料の延長線上のものが多いので、類似品となります。延長戦上というのは、同じメーカー内の製作品だったり、湿気を透すまた吸う材料だったりするだけで、既にダイコクの住まいを熟知して頂いてるお客様のおかげで、そもそも今まで使ったことがない材料にはほとんど遭遇しません。

だが、仕事欲しさに今まで使ったことがない建材をお施主様の命令として使用してしまう会社は少なくない。ということは建てた後どんなメンテナンスがあるかわからないし、どんなふうに劣化するのかわからないということになる。結露など予想もしていなかった場所ができたりする。
また材木も無垢材になれていない会社が、無垢材を使用することも危険だと思う。無機質な合板ばかりを扱っている建築会社が、生きて呼吸して絶えず動いている材木を扱うようになるので、当然起こりうることが、当然に起こってしまう。

類似したことで見学会等で、同じ自然素材系の住まいでも空間が全くちがうのはどうしてか??といった問題にも遭遇するだろう。無垢の木材の良い「香り」が単なる変な「匂い」になってしまう違和感だったり、いろんな木種を使用してしまうことでたくさんの色や艶のある落ち着ない空間になってしまったりする。また外材の無垢材を使うとホームセンターの材木売り場と同じ匂いがしたり・・・する。

とにかく、お施主様の御機嫌をとるあげく、使ったことがない材料を使うのは絶対に止めた方がいい。「うちではその材料はつかいません、経年変化がわかりませんので」と断る方が両者にとって幸福になる。ダイコクは使用する材木、そして材料が全棟同じ。もちろん使用したことがないものは使わないし、検討することがあっても知識があるものだったり、安心なものしか僕は許可しない。

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