POST: 2026.03.14
メッセージ
篠ノ井の家づくり
現在新築中の篠ノ井の家、障子などの製作建具が入り、少しずつ完成へと近づいている。
小さい住まいは、何と言っても空間の居心地が気持ちいい。居心地の良さを創り出す様々な要因の「バランス」が整いやすいからだと思う。
障子が入り、照明器具が入り、そして制作家具も入り、空間が徐々にかたちに成っていく。天井が高く、空間が大きく解放された空間は、バランスがとても難しくなる。建築家と呼ばれる方はそこが違うのか、DAIKOKUでは上手く設計できないかもしれない。
居心地は、バランスで決まる。
いろいろな要因が、丁度良くかみ合っていかないと、居心地や使い勝手につながらない。
物思いにふける、本を読む、音楽を聴く、家族と語り合う、夫婦で語り合う、テレビを見る、ゆっくり食事を楽しむ・・・、そんな場面に似合う空間があり、目的にあった明る過ぎない照明があれば、心豊かに空間に癒される。
解放感とか、寒くないとかあたたかいとか、天井が高いとか、面積が広いとか、特別かっこつけの設えとか、それらは居心地にはつながらない。完成したばかりの、よくある一過性の感動に過ぎないと思う。
住まいはホテルやリゾートのような非日常を求める場所ではない、あくまでも日常の暮らしの場所、知らないうちに疲れてはいけない。
篠ノ井の家も、空間の雰囲気が良い感じになってきた。