POST: 2025.02.01
メッセージ
まずは考え方から
はじめてアトリエにお越しになられたお客様から、家づくりは何からはじめた方がいいのか・・と尋ねられました。
まずは工務店の家づくりに興味を持っていただけていることが嬉しいです。
情報収集、ネットや雑誌、近所の住宅会社まわり、そんなことから始めるのが普通かと思います。
それでいいと思います。
でも出来れば、まずどんな家がいいかを整理しておくことが大切です。自分たちが住む家はどういう家でありたいか、何を一番大切にしたいか・・・を考えることから始める方がいいです。それが見つからない場合は住宅会社をまわることで、こうしたヒントに出会うことも。
少なくとも、ただ家そのものに気が取られてしまい、デザインや間取りに夢中になりがちには注意かもしれません。
DAIKOKUと言えば、自然素材とか信州の木とか意匠とかが、イメージかと思われます。一番大切にしていることは、自然や気候、環境や暮らし、お隣さんや街並みと共存すること、いろいろなことと「仲良く」できる家をつくることでしょうか。
つまり、家づくりはまず「考え方」ってことになりますでしょうか、あとは設計なり意匠なり性能なりをかたちにして行ければいいだけになります。
お施主様の立場的には、どんな考えの会社(人)が自分の家に適しているのか、っということになりましょうか・・・。
写真は先日上棟したばかりの新築現場。
因みに屋根に張られている白い紙は防水シート。雨漏れを防ぐもの、です。
しかしDAIKOKUでは単なる防水のためにだけ使うのではなく、透湿するシートを採用しています。湿気や蒸れを逃がすことも目的にしています。
家は湿気との闘い・・・ですので。
因みにこういうことも「考え方」のひとつにになります。機械換気ではなく、自然の力で湿気を逃がす、とか。
さて、週末は地鎮祭がふたつ予定されています。
・・・もう2月です。