POST: 2025.12.06
メッセージ
障子のある暮らし
12月の冷えた朝、夜明けと共に少しずつ薄っすらと外が明るくなってくる。
冷えたガラス窓に漂う冷たい空気、障子はそれが室内に入り込まないように、しっかりと遮ってくれている。
そして障子は、その冷気をしっかり閉じ込めたまま、徐々に夜明けのおひさまのひかりを室内に入れはじめてくれる。
障子を閉めたまま、照明を付けずに室内はぼんやり明るくなっていく。
そして朝食の用意にとりかかる。
カーテンは、開けないとひかりは入って来ない。開けると冷気も一緒に室内で入り込んでくる。しょうがないのでカーテンを閉めたまま、照明をつけて朝がはじまる。
やがて朝食を終えてしばらくすると、おひさまにより温められた窓ガラスと障子の間の空気を、今度は障子を全開にしてあげる。
すると一気に、あったかい空気が室内に入り込む。
見えない太陽の恵み、でも感じる太陽の恵み。あたりまえ過ぎる日々、その恵みに感謝することはないかもしれない。
障子と太陽、四季と障子。
日本の家には最高の相性だと思う。
ひかりの調整、断熱、風情、防犯、空間の重みや居心地。障子は一石何鳥もある。
障子のある暮らし、おススメです。