代表中澤の日々の徒然

POST: 2013.06.18

吹抜けの価値

我が家の子どもの就寝時刻は夜8時とほぼ決められている。
9時ごろ帰宅すると、次男の野球少年が珍しくダイニングテーブルで宿題らしいことをやっていた。
どうやら夕方遊びすぎて、やるべきことをやってなくゴッドマザーの逆鱗に触れたようだ(笑)
我が家の子どもはよく吹抜けで遊ぶ。
ダイコクの吹抜けの考え方は「二階と一階を結ぶ」こと。つまり「家族を結ぶ」役割と位置付けている。
単なるかっこつけのデザインや、冷暖房の効率や解放感といったものではない。
もちろん敷地の立地条件、特に日当たりの心配なところでは、吹抜けはかなり有効である。
何でもそうですが、確かに一長一短はある。間取りや家族構成によって吹抜けが無い方がいい場合も多々ある。また建て主さんの考え方や価値感でも判断は分かれる。薦める場合もあれば、薦めない場合もある。
では家族を結ぶとは何か。家の中を歩く音、お母さんがご飯をつくっている音や美味しそうな匂い、二階で遊んでいる子どもたちの様子、誰がどこで何をやっているかが、特別な意識をしなくとも、なんとなくわかることができる空間・・・家族の気配を感じる、それが吹抜けの価値だと思っています。
明日は東京へ行ってきます。