代表中澤の日々の徒然

POST: 2013.09.05

どう生きるか

昨日の続きになる。

民家は単純にできていた。
物事を深くシンプルに考えることってやはり大切なこと。
グリットを正しく守り、決して崩さない。
小さい部屋や変な寸法の部屋はつくらない。
風を止めてしまう廊下やドアなんてあるわけがない、部屋と部屋が皆引き戸で仕切られている。
民家は200年や300年、簡単に建ち続ける。
現代の家づくりは、どこかで暮らし方の作法や家づくりの基本的な考え方を忘れて来てしまったのだろう。わざわざ住みにくい家をつくっているようにしか思えなくなる。
小さい空間をつくるから、家が手狭になる。
決して家が小さいわけではない。部屋が小さいから使い勝手が悪くなる。
住まいは家族をつくる。
解放すると仲良くなる。隔ててしまうと不仲になる。
風を入れ、陽を入れ、みんなと一緒に暮らせば仲良くなる。
・・・現代の家によくある問題点は、そんなことだろう。
家族とどう暮らすか?人生をどう生きるか?そこにヒントがたくさん詰まっているようだ。
・・・やはり住まいは、生き方だ。