代表中澤の日々の徒然

POST: 2013.09.08

お施主の思いを

ダイコクが一番大切にしていること。
それは、お施主様の思いを<型>として、しっかりと施工に反映させること。
よく建築会社や工務店が「お客様の思い」という言葉をやたらと使う。では具体的にどのようにその思いをしっかりと作り手まで伝えていくのか、が実は大切な部分だと思っている。
ダイコクでは、設計から施工まで「一貫現場監理」をスタイルにしている。
設計担当者が、完成までずっと打ち合わせをさせて戴く。
よく他社では、工事が始まると現場監督がそのあとを引き継ぎ、設計者に代わりお施主様と家づくりを進めていくケースが多く見られるが、それでは一番大切にしなければならない「お客様の思い」を最後まで継承していくことは難しすぎる。
今回の若穂の現場で、奥様の思いが強かった「ふとん掛け」の工事が、ようやく先日納まった。
ただ「図面にあるから」施工するのではない。仮にこのふとん掛けがイメージ通り行かなければ、この家の最大の目的が失われてしまう、というくらいの「お施主様からの思い」が込められていた。
設計の饗場、そして現場監督の花立もきっと今は私の心境と同じ思いだろう。
ともかく家づくりには、ひとつひとつにストーリーが存在する。