代表中澤の日々の徒然
POST: 2014.02.02
独特の世界観
写真=西和田の家
お客様とのプランの打ち合わせから「台所」をあらためて考えた。おいしいごはんをつくるところが台所。以前は調理スペースと食事するダイニングテーブルがあって、独立した「部屋」だった台所、おそらくテレビの普及からだと思う(勝手な私感ではある)のだが、いまはリビングで食事するようにもなり、その台所がどちらかと言えばリビングにくっつくようになった。
所謂対面キッチンは家族の顔が見え、お母さんの存在をはっきりさせることができたり、対話できたり、お母さんもテレビを観ながらごはんがつくれたりする 笑。
それとは逆に昔ながらの独立する部屋だったり、壁に向くキッチンは、しっかり落ち着いてごはんをつくることができ、同時に自問自答をはじめとする自分(お母さん)の時間を楽しめる場だったりする。
考え方によって深く、まさに独特の世界だ。
家族のものであり、お母さんのものである台所。いずれにしてもお母さんにとって居心地のいい空間にしなくてはならない。