代表中澤の日々の徒然

POST: 2014.02.27

あらためて

今日はあたたかい日になった。先の大雪で、雪かきされた大きな雪の山を、今日は一日中崩していた。
展示場の脇にあるヒメコブシ、小さなつぼみが日に日に大きくなっていく。春がしっかりと近づいてきている。今年の長野市のサクラの開花は4月13日ごろだという。
昨年から「住まいは 生き方」のフレーズを使用させて頂いている。
僕なりの想いは以下の通りです。
そもそもどんな住まいが本当に良い住まいなのか、
それは住み手の価値観や人生観が決めること。
たまたまダイコクは、家族が仲良く暮らす家をデザインし、それを追求している。その結果がたまたまこだわりの間取りだったり、自然素材に行きついただけ。
素材や性能や工法がすごく大切なことでもないような気がする。
まずは誰のために、何をしたい家なのか。
それは自分の人生のために、
そして大切な家族のために、
かけがえのないひとのために、
つまり誰のための、何をするためにの家なのか。
例えば親と子、
子と子、そして夫婦にとって
住み手がどういう時間を重ねるため、どういう風景(シーン)がその家に必要なのか。
そこに、たち塞がるたくさんの「壁」。
例えばお金の壁だったり、場所の壁だったり、仕事から来る壁だったり。はたまた「勇気」という壁もあるかもしれない。そのたくさんの壁、つまり条件の中から、それらが少しでも整っていれば、または少しでもそれに近い家ができたら、僕はその家がとっても「いい住まい」なのだと思います。
どんな住まいをつくるかは、まさにどう生きるか、どう生きたいかだと
思っています。
これから家をつくろう、とお考えの方にエールを。
「住まいは 生き方」。
冬がなければ、春は来ない。焦らずいきたいところですね。