POST: 2014.06.03
上氷鉋の家
「上氷鉋の家」 かみひがの・・・と読みます。
今後様々なストーリーを日記に綴って参ります、よろしくお願い申し上げます。
現場は今、墨付け手刻みの真っ最中。
お施主さま奥さまの故郷から届いた桧材を、大工の手で加工しています。一本ずつ丁寧に墨を付けそれを削り、いくつもの種類からなる「仕口・しくち」というものをつくりあげていきます。それらがやがて柱や梁などを結ぶ接合部となり丈夫な家の基礎となって行きます。
およそ1か月、この作業が続きます。それにしても目の詰んだ良材、さすが東海地方の桧です。