代表中澤の日々の徒然

POST: 2014.09.28

古びる美しさ

建築家 田中敏溥さんの作品集出版記念パーティーに神田の學士会館を訪れて来ました。
歴史と伝統を誇る學士会館。僕は以前東京に長く住み、しかもこの場所からそう遠くない場所でサラリーマンをしたにも関わらず、実は今回が初めての學士会館となりました。
ここはその昔、現在の群馬の安中藩の藩邸があったところ、同志社大学の創立者 新島襄の生誕地とのこと。それにしても東京にはこうした建物が多く存在します。
「古びる」ことでその経年変化が逆に美しさを増すってとてもいいですね。
石油でできた材料や建材ではそうはいかない。ダイコクの家もそういう古びてこそ味がでる建物を目指しています。
じゃないと「この家に長く住んでいたい」と思うような家はできない。古くなることによって生まれる美しさを大切にしたい。