代表中澤の日々の徒然

POST: 2015.04.27

鎧張り

先日ブログでご紹介の「高田公会堂」の修復工事。
壁には杉板を使用、張り方は鎧張り(よろいばり)というもの。
鎧張りは、耐震性や防水性にも優れているので今回は採用させて頂きましたが、一番はデザインの良さだと思っています。
無塗装なので、雨風による自然な経年変化が楽しみな壁に仕上がりました。
一般の住宅建築にも是非採用したい壁仕上げなのですが、長野は「22条地域」といって防火に対する規制が強い場所が多く、なかなか採用まで至りません。
でもこんな壁が多く街で見かけられるようになれば、きっと美しい街並みになるのですが・・・。