代表中澤の日々の徒然

POST: 2015.11.01

生き方

今日からダイコクは47期目に入りました、心穏やかに新しいスタートをします。いま施工中の4軒、そしてプラン作製に入らせて頂いている7軒の家づくりにしっかりと取り組んで参ります。
わたくし事ですが昨日亡姉の23回忌法要を家族そして親戚と粗餐を交え営みました。私は3人兄弟の末っ子で4つ上に姉がおりました。高い志を持った姉は米国留学後に外資系法律事務所に勤務しておりましたが、病のため28才で現世を去りました。
法要中、和尚様の読経の中いろいろなことを考えることができました。
亡父先代の後継ぎとしてダイコクに入社し今日に生かされている自分、その自分は今どこにいて何に向かっているのか・・・。自分が考える正しい方向に果たして向かっているのだろうか・・・。
法事に限らず、姉のことを考えると時々そんなことを自問自答する。
昨日はその中で「残す」という言葉が頭を過った。住宅建築会社の社長として、子を持つ父親として自分が残したいものに向かってきちんと努力しているのかどうか・・・。貴重な毎日をただ生きていないだろうか・・・。自分は何をしたくて、自分以外のものに何を残せるのだろうか・・・。
私は自分なりに残したいものに対し、今まっすぐ取り組めているように思っている。
ダイコクを大きな会社にすることなんて全く興味がなく、まさに「いい住まいを残す」ことに集中しいる。物質的な財産ではなく、自分の生き方に対し納得のいく仕事を残していきたいと以前から考えてきた。量ではなく、心から満足のいく仕事を残したい、そんな気持ちをまた新たに確認することができました。
同時に子どもへも何を伝え、何を残せるか。
仕事と同様に物質的な財産では毛頭ない。というか財産そのものがない(笑)わけですが・・・。
子どもたちが自分の意思や志を持ってしっかりと悔いのない人生を歩めるよう「正しい助言や情報」を伝え残していきたいと思っている。あとは本人次第でいい。
写真は信更町にある菩提寺、紅葉がとってもきれいでした。