これは適齢だと思っていて、とても安心できる年齢だと思っています。

僕は住まいを持つには、遅い年齢の方が絶対いいと思っている。

施主になる人の人生経験や知識や考え方の成熟度に加え、何に「価値観」を持って、そのために何を求めるのか・・・そのあたりが重要になってくるからで、若いことが悪いわけではないのですが、加齢して来ないと見えない部分がたくさんあるように思います。同時に資金的にも限られてきてしまう。

服やかばん、椅子やテーブル、日常のコーヒーカップに至るまで、よくよく考えてみるとわかり易いと思いますが、そんな感じです。

ましてや買い替えることが難しいものに関しては、早まることはないかと思います。上手に言えませんが20代、30代、40代・・・価値観は必ず変わり、いい方向に熟して来ると思います。

もちろん、若い方もしくは家づくりのことが不安な方には、上記のことから「こうした方がいい」と思うことはきちんとアドバイスさせて戴いておりますのでご安心ください。

写真「丹波島の家」より