代表中澤の日々の徒然

POST: 2016.07.21

性能の先へ

母が東急百貨店に愛用の眼鏡を直しにいった。

売り場に行くと個客データが残っていたせいか、購入から12年が経ているとのことだった。

当時の購入値段がおよそ10万円、とても高価な眼鏡だったことが判明(汗)。それはどうでもいいことなのだが、それを今も直したいくらいその眼鏡を気に入っていることに驚く。

やはり良いものは良い・・・のだろう。
長い年月を使えること、直して使えること、そして今も飽きずに愛用していることがそれを証明している。日数で割れば一日の単価なんてしれている。

家づくりもそうで、全く同じことが言える。
安物買いの銭失い・・・なんて言葉があるが、よくいったもの。
今や「断熱」とか「耐震」といった「性能」が悪い家は、エコ社会においてもう既に論外。大切なのは、その先にあるもの。
つまりそれは、心から安らぐ居心地の良い場所、そして視界から感じる気持ちいい空間、家族が仲良く暮らせる間取り・・・その設計力だと思う。
写真「更埴の家」より