代表中澤の日々の徒然

POST: 2017.01.23

安全で安心な住まいとは

月に一回の「住まいを考える会」はダイコクの方針を示す会になっている。
他に、お施主様から見えない部分の重要な話をさせて頂いている。中でも自由設計という言葉に踊らされている部分・・・の話には力を入れてお話させて頂いている。

総合的に考えるとやはり木の住まいをお考えであれば、できるだけ小さい組織に依頼することが一番いいと確信する。僕の知り合いの工務店を見ただけでも、個性を発揮しながら「安全」な住まいをつくられている。同じ篠ノ井の山本建設さんは断熱性能に特化しながらの「安全」な住まいを建てられている。おそらく断熱に関する知識では県下一番だろう。松代の小坂建設さんは伝統構法に取り組みながら「安全」な住まいを建てられている。そこらで土壁づくりを謳う工務店のそれとはレベルはかなり違う。川中島のニシザワホームさんは愛犬家とコラボ住宅では全国的にも有名はほどだ。ペットに着目しながら「安全」な住まいを建てる。
工務店=小さい会社の魅力は正にこういったことで、個性は違えど豊富な知識の中できちんと「安全」な住まいを建てられている。営業マン・・・つまり関わるひとを決して多くせず、トップに立つ代表者の程良いリーダーシップが工務店には大切で、伝達性や施工能力性には最大の効力を発揮する。

普通の木の住まいを建てようとするならば、人柄が良くて、構造や断熱のことに明るく、ちょっと衣服にオシャレなひとり親方の大工さんがいれば、僕はこういうひとに木の住まいをお願いした方がいいと思っているくらいだ。おそらく昔の「棟梁」はこういう方が地域に必ずいたのだろう。その代役を我々工務店はしているのだろう。