代表中澤の日々の徒然

POST: 2018.02.19

中間内覧会を終えて

千曲市にて中間内覧会を開催させて頂きました、お施主様に会場を提供していただきましたこと心より感謝申し上げます。
今回は骨組みの構造のほかに、羊毛そして古紙で出来ている断熱材の施工精度をご覧頂きました。断熱工事の職人はいつもの徳間さん、しっかり丁寧に入れられております。現代の住まいづくりは広範な知識が必要で、その下には多岐にわたる工法が乱立し、使う材料も複雑で多種で非常にわかりずらいことになっています。日本なのに他国の工法や考え方にのってつくられている家もあります。大切なのはシンプルに整理することで、シンプルにつくった方が間違いないとダイコクでは考えています。理論や数値も大切ではありますが、それよりも現場をもっと重視して、高温多湿の気候風土と共存するシンプルな考え方で住まいをつくることが、ダイコクでは重要だと思っています。
ダイコクが構造において大切にしていることは、大きな地震に耐えられること。室内と躯体に湿気が籠らないこと。このふたつだけです。あとは風が吹き抜ける間取りができればいい。大切なことは理系的な数値や性能たちだけでなく、実はその先にあるもの・・・以前はきちんと存在していたのに、今はなくなってしまっている大切なこと・・・にもっともっと着目するべきだと思っています。
お施主様はじめご来場くださいました皆さま、ありがとうございました。