代表中澤の日々の徒然

POST: 2018.06.08

外皮平均熱貫流率

明日は篠塚さんのプレゼンも控えている。
広い畑の中にポツンと建つ高台の家のプレゼンだ。間取りもほぼ了解を得ており、最終の確認のプレゼンとなる。一般的な家族4人が住む広さ、そして予算的にも丁度よくまとまっていると思う。明日は楽しみな打合せがつづく予定となっている。
そう言えば篠塚さんが昨年担当した「湯谷の家」。
日頃から温熱性能に対しものすごく執着しているわけではないのだが、あたりまえ以上の性能はこの時代なので各現場でクリアするようにしている。
結果「湯谷の家」の外皮平均熱貫流率(Ua値)は0.4だった。断熱材は付加断熱を外張りし、すべてのサッシをYKKのAPW430を取り付ける等の高性能スペックとした結果からだった。建設時のイニシャルコストはかかるが、毎月のエネルギーにかかる燃料代を考えると楽にペイできる値だった。ここまで高性能スペックにしなくても、ダイコクでは通常でも0.6ぐらいになるようにしている。自然素材を使いながらのこの数値はとてもいいと思っている。
写真は「中氷鉋の家」、明日のプレゼンのイメージに近い住まいとして掲載致しました。