代表中澤の日々の徒然

POST: 2019.01.13

夫婦ふたりの終の棲家

ここ数年から、弊社では従来からある全くの二世帯住居の需要が無くなってきた。比較的大きな住まいをつくり、親子世帯がそれぞれ共有しあいながら同じ屋根の下で暮らす形態のことだ。

それに取ってかわってきたのが同じ敷地内、とりわけ実家の敷地に子ども家族の住まいをつくる1敷地2棟型、そしてもうひとつは完全に夫婦ふたりで過ごす終の棲家的なコンパクトな住まい、このふたつの考え方が近年多くなってきました。特に後者の方はリビングダイニングに書斎そして寝室からなる平屋、もしくはお正月やお盆に子ども達家族が泊まりにくる部屋を確保した平屋風となる。
どういう家に住むかということの前に、誰とどういうふうに暮らすのか・・・ということを整理しないと、いい家はできないと思う。そう考えた場合、1敷地2棟型そして平屋風にして夫婦ふたりの住まいをつくるのがこれから更に増えてくるように思う。僕自身もそうしたいと思っている。
リビングダイニング(居心地や居住効率に配慮した住まいの中心)

書斎兼寝室(手間にベッドを配置し窓側では読書や仕事に没頭する場所)

中二階にある予備室(子ども家族が泊まる・洗濯物干し・納戸的にも使用できる多目的空間)