住まいに文化を

私が「文化」を語るには
おこがましい・・・のですが。汗

家づくりにおいて
省エネ効率・温熱性能・耐震性能などの「文明」による基準が
増える現代で、文化という基準の存在を知ったのが
今から10年ほど前だっただろうか・・・

住宅雑誌「チルチンびと」の代表の山下さんからだった。

もともと文化は文化で、基準というのは
可笑しいかもしれないが、日本のいいところを
生かす建築ということを教わった。

生き方、間取りの考え方、
日本の気候をわきまえる暮らし方。
日本を代表する建築家も交え
すべての基礎を山下さんから学んだ。

生憎、私のキャパが小さ過ぎて
折角学んだことが、生かしきれていないのですが・・・。涙

先日の完成内覧会で、お客様から
「DAIKOKUの家はなんか気持ちいいいですね・・・」
と言われたことが、うれしかった。

おそらく文明による「計算」の部分、ではない部分が答え
なのだろうとすぐ感じた。

写真は先日完成した「塩田平の家」から。
障子の風情をご紹介します。