代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.03.14

家は四角い部屋の集合体?

1例ですが、最近のダイコクの家には、そのほとんどに「共有スペース」なる空間を設けさせて頂いております。その目的は、家族交流の空間として、また趣味の空間として、そしていい意味で無駄な空間として心からくつろげられる空間を持って頂くことにあります。また1階と2階(別名:親と子)とを繋ぐ意味もあったり、家中の温度差を無くす意味もあり、ダイコクとして強くお奨めしている空間です。

「このスペース、なんで部屋にしないの?」、「このスペース、納戸に丁度いい大きさ」、「このスペースもったいない」など、いろんなご意見や反論を頂きます。家は部屋を重ね合わせていけばいいのでしょうか、そのうち何かの用途に使われるであろう部屋をつくっておけばいいのでしょうか。

家は、造る目的が大事だと思うんです。何を家に求めるかによって家づくりは決まってくるように思います。男には男の、奥さんには奥さんなりの家に求める思いや夢があると思います。初めから納戸の心配をしたり、子供部屋の確保に走るのではなく、まずは、初心に抱いたその夢を大切にしてほしい、と考える今日この頃です。

ある旦那さまが言っておられました。「家族みんなでこたつにあたりたいんです、奇抜なかっこいい外観の家はいりません。年越しの晩に、家族みんなでお酒を呑み、美味しいものを食べ、紅白やレコード大賞を見ながら過ごせる家にしたい」・・・いいですね。