代表中澤の日々の徒然
POST: 2009.03.16
オーナー訪問
お家の改修の打合せがあり、お客さまのお家へ行って来ました。昔からの大得意の奥さまで、いつも美味しいご自慢の漬物を出してくれる。この奥さまとは、玄関で「こんにちは!」と言ってる瞬間に、もう既に靴を脱いで廊下に上がってしまってる程の間柄で、まさに身内のような関係です。そんな関係のお客さまばかりだと本望なんですが、毎日の忙しさを理由に、なかなか顔出しできないお客さまばかりです、本当に申し訳ございません。
この奥さま、東京下町生まれの下町育ち、先の大戦で「東京大空襲」を経験された方で、当時中学1年生だったとのこと。今日もいつもの美味しい漬物とお茶(何杯飲んだか数えきれず)を頂きながら、その空襲体験のことをひたすら聞き入ってしまいました。
いま世界は大不況。「100年に1度あるかないかの経験」と専ら言われ続けています。確かにすごいことになっていることは事実です。でも、今日お聞きした「東京大空襲」の話に比べると・・・いや、比べては失礼なほど、この不況は大した困りようではないって感じてしまう、逆に何故か裕福ささえ感じてしまう程だ。戦争を経験された方々は、今の事態をどう解釈しているのだろうか。もちろん、全く別物なので、同じ土俵で物事を考えてはいけないが、「乗り越える」・「耐える」・「待つ」などと言ったことに関しては大きなアドバイスがあるように思った。