代表中澤の日々の徒然
POST: 2009.06.22
梅雨の床板
最近だんだんと梅雨らしい日が続くようになりました、ジメジメしてますね。昨日OBのお客さまのところへ植栽の打ち合わせに行って来ました。
植栽とは何の関係もありませんが、そのお家の床は県産材の赤松を使用しています。冬場も訪れたことがあったのですが、暖房を使うと乾燥のせいか多少隙間ができていたのを思い出しました。昨日は逆に湿気を吸い込んでいるせいか、驚くほどきれいに床板同士が隙間なく、くっつき合っていました。生きている証拠、調湿している証拠なのでしょう。
その床板、無垢材なのですが、塗装を一切していません。普段は植物性の塗装と施して完成した床板にしているのですが、このお家の床板はお施主さまのご希望で塗装を一切しませんでした。完成以来経年変化を見ていますが、汚れがひどくなったり、ササクレ立つような傾向は一切見られません。ただ手入れ言えば・・・まめに雑巾がけをしているくらだそうです。裸足が似合う本当にきれいで気持ち良さそうな赤松の床板でした。
それにしても、こんな梅雨の日は、特に木の家が気持ち良く感じます。