代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.09.04

本質を見極める

衆院選が終わり、政治には無頓着な僕だが、今回いろいろ想うことがあった。最近の選挙と最近の家づくりはどこか似ているような気がする。

今回の選挙は「政権交代」をするか否かの選択肢があった。その前は「郵政民営化」というキーワードがあった。肝心な「マニフェスト」という約束や政策を、きちんと考慮した末の選挙だったのだろうか。将来「日本」という国をどんな国にしたいのか、自分がどんな生活をしたいのかが、まずは政治を選ぶにあたり一番大切なことでなければいけないはずだ。

家づくりも全く同じ。いろんな工法があって、いろんな情報がいろんな媒体をつかって飛び込んでくる。高気密高断熱、外断熱に自然素材、最後はエコロジー。本質でないところで迷わされている。

わざとそうしているようにも見える。

本来、一番大切なことはどういう生活をしたいか・・・でなければならないと思う。家族でどう暮らしたいのか、その辺の「思い」が大切である。

高気密住宅と自然素材住宅どちらがいい?

大手ハウスメーカーと地域工務店どちらがいい?

おそらく、どっちでもいいのだろう。どっちも正解である。

問題は、どう生活して行きたいか、生涯、家とどう向き合っていくかである。