代表中澤の日々の徒然
POST: 2009.12.24
恩人への贈りもの
ダイコク(10月決算)の第40期決算書が出来上がって来ました。今日、顧問税理士の先生から私の下に手渡されました。OBのお客様をはじめと致しますすべてのお客様と協力会社様のお陰で、いい年となりました。心からの御礼と感謝の気持ちでいっぱいでございます、ありがとうございました。これからもお客様の信頼に応えるべく、しっかりとした財務内容による健全な経営を続けて参る所存です。いい家造りを始める前に、まずはしっかりとした経営なくして会社の存続はありえないわけですから、家造りのためにもしっかりとした会社を今後とも一層築いて参る覚悟です。
実は、今年の4月までダイコクの帳簿を診て頂いて来た顧問税理士の先生が亡くなられました。享年77歳でした。
あっと間の出来事に驚きと悲しみで、最期の別れをしたことをつい昨日のことのように思い出されます。先代(父)が『有限会社大国建設』を設立以来、ずっと一緒になって経営に携わって頂きました。先代の急死に際し、私にバトンが渡され何度か苦しい時期もございましたが、会社の変革を快く応援してくれた恩人でした。
今日の午後、早速その先生の墓前に決算の報告をさせて頂きました。元気なうちに見て頂きたかった今年の決算書、悔しくてたまりません。そんなに自慢できるくらいの決算書ではありませんが、この時代に正当な利益を出すことができました。先生に対し、先生から教えて頂いたことを忘れず、今後ともお客様のために、いい会社を目指すことを誓わせて頂きました。
先生が眠る墓前を離れ、暫く車を走らせたところで写真を撮りました。考えてみれば今日はクリスマスイブ、恩人へできる最初で最後の僕からの『報告』という贈りものが出来ました。
ありがとうございました。
中澤善智 拝