代表中澤の日々の徒然

POST: 2010.06.28

月曜日の朝

珍しく(笑)、太田専務・・が朝のお茶を僕の分まで入れてくれて、今、それを飲みながらのブログ作成である。

久しぶりに落ち着いた月曜の朝を迎えている。

昨日は午前中に新築工事の契約をさせて頂きました。建設地はお隣の千曲市。(最近屋代や森、そして戸倉方面が多い。)

契約頂きましたお客様との出会いは今から5年も前のことになる。5年という歳月が流れ結ばれ、そして成就したご縁である。出会いは今から5年前に、ダイコクが本社事務所棟と常設展示場をまさに新築中であった平成17年の秋に開催した構造見学会に始まる。

当時は広告を打っても打ってもお客様はあまりお見えにならず、悪戦苦闘していた時期だ。苦しかったせいか、その時期が今では一番充実していて、懐かしく思う時期でもある。

その構造見学会にお見えになったお客様が何を隠そう、昨日のご契約くださったお客様でした。確かその構造見学会も来場者は2・3組ぐらいだったのだろうか・・・

そんな厳しい時期を乗り越え、今までダイコクが存続してこられたのも、一貫してこだわって来た県産材と間取りと工法の考え方に共感して頂いたOBのお客様のお陰です。人に何かを伝えることに近道はなく、信念をもってコツコツと貫き通すことの大切さを教えていただきました。

お陰さまでその展示場も昨日は大勢のお客様がお見えになって頂きました。ハウジングセンターと言われる総合展示場ではなく、単独展示場としてはまずまずの結果になっております。完成して(オープン)から5年が経過するわけですが、流行を追った設計にしてない分、今でも飽きのこない設計になっています。木材などの自然素材が経年変化を起こし、逆にますますいい雰囲気の展示場になっています。

何年かするとすぐ壊して建て直す展示場とは環境面からみても雲泥の差だと自負しています。

おしゃれな流行ではなく、時が経つにつれて味わいを増すのが本当の家の在り方でもあると、展示場を建ててから改めて確信することが出来ました。

兎にも角にも、この展示場の建設と共に出会ったA様、ご契約おめでとうございました。

これから半年間よろしくお願いします、ありがとうございました。