代表中澤の日々の徒然

POST: 2022.11.02
日常省エネ・環境

薪ストーブの思い出

25年ほど前になるだろうか・・・弊社初の薪ストーブ設置工事。大きな古民家の再生工事に伴い、効率よく暖が取れること、あんず農家なので薪には困らないこと、そして化石エネルギーをつかいたくない、という目的から施主あこがれの薪ストーブ生活をつくらせていただいた。当時まだ薪ストーブは特別な存在、面倒でも不便でもいい、もしかしたらそんなに暖かくないかもしれない、でも火がある暮らしが出来れば・・・とはじめた。

先日このオーナー様から外構のお仕事をいただき、それが完工したので昨日請求書を持参した。雨の夕方で少し肌寒かった。玄関入ると初焚きの薪ストーブの匂いがした。ちょうど今年はじめて薪ストーブに火を入れたところだった。そんなタイミングに遭遇出来たことが嬉しく、しばらくオーナー様と火を囲むことができた。

ストーブは健在、ストーブ屋さんに毎年メンテナンスをお願いしているとのことだった。毎年されている方は少ないと思う、その分何だかかっこよく安定感のようなものを感じた。大変喜んで使ったくれたご主人は他界、今は奥様がしっかり家族の一員として愛用されている。

25年間、便利で愉しくて、もちろん家中がやさしいあたたかさで満たされている。

本日、水曜の定休日・・・。アトリエに来ると今井君が図面を書いていた。篠塚さんも上田のお役所へ。竹入君と饗場君は軽井沢の現場に。明日は祝日、みんな・・・明日こそ休みましょう汗。