代表中澤の日々の徒然

POST: 2022.11.30

初冬

今年も長野市はあたたかな冬の入り。オーナーに暖房を尋ねるとまだ使っていないか、エアコンを少しだけまわしている程度。

毎年11月23日に長野市では明治時代からつづく大きな花火大会が犀川(さいがわ)河川敷で開催されています。子どもたちが小さかった頃はスキーウエアを着させて見物しに行った記憶があります。急激に地球が暖かくなっていることは間違いないのでしょう。

この時期になると「しょうじ」がやはり便利に思える。暖房器具ではないが、冬の障子建具ほどありがたいものはない。同じく窓際の断熱効果を期待されているカーテンだと、ただ暗くなるだけ。障子は明るく、しかも外の気配が何となく想像できて良い。日差しがつよい日は開け、どんより曇って冷え込んでいる日は閉める。閉めても和紙を透ったやさしい光が、室内に行き渡る。断熱力と共に紙一枚の風情が気持ちをやさしくしてくれる。