代表中澤の日々の徒然
POST: 2011.07.10
篠竹祭の恐竜
ダイコクの近くにある篠ノ井高校(母校)の文化祭を・・・篠竹祭(しのたけさい)という。校章である「竹」が所以なのだろう。もともと女学校が故か、なんとも上品な命名である。
先ほど篠高のグランド脇を車で通ると、文化祭恒例の「シンボルタワー」が目に飛び込んできた。
「そうか・・・今日は文化祭か・・・」
高校を出て何年経つのだろう、もう数えるのも面倒な歳になってしまった。しかしグランドには今もなお変わらぬ青春がまだ存在していた。
それがこの文化祭恒例のシンボルタワーの製作である。
地元の恐竜公園にちなんで、大きな恐竜を製作する。当時の篠高は、この文化祭が夏休み後に開催されていたため、夏休みを利用しながら巨大な恐竜のシンボルタワーを作製することができた。
いまは、受験勉強を考えてか夏休み前に文化祭が開催されるため、準備に時間がない。大きさや格好はかなり小さくなっている。しかしながら立派に伝統を引き継いでいる後輩に、心からエールを送りたいと思う。
この恐竜づくりが、僕にとってかけがえのない経験となった。僕の中のものづくりの原点は、幾晩も徹夜しながら、仲間と共に、いろんなことを語り合いながらつくったシンボルタワーの恐竜かもしれない。
後輩たちへ感謝。