代表中澤の日々の徒然

POST: 2011.07.29

就職活動

ダイコクにひとりの学生が訪ねて来られた。

就職活動である。

 

僕のところにメールを頂いたのは6月だっただろうか・・・丁寧な礼節ある文面に大変恐縮した。今の学生さんは真面目なんだなーと感じると共に、時代から来る就職の厳しさも、同時に感じられずにはいられなかった。

ダイコクは今年になって2名のスタッフを補充した。その為、新卒の採用は計画にない。しかし折角のご縁だし、住宅建築を志すその学生にとって何か参考になればと思い、会う機会を設けた。

学生は自分が書きあげた設計図面を持参して来てくれた。今の学校に入ってはじめて建築の勉強をし始めたにしては、とても感性がいい。奇抜なデザインで、普通ならまわりの目を引くような意匠系にはしる年代なのに、「家族」のあり方を考えた間取りはダイコクの趣旨と全く同じだった。

もちろん弊社に来るために書いた図面ではない。学校の課題に沿って書いた作品だった。

 

はじめにモデルハウスをご覧になってもらい、その後今の工務店の現状から、実際の仕事の内容など工務店の関する情報を知る限りすべてお伝えした。役に立てばいいのだが・・・。

午前中の限りある時間だったが、僕もその学生さんからいい刺激を受けた。日常の反復からか、鈍感になっている自分に気合が入った。

厳しい世の中だが、是非ともこの道で頑張ってもらいたい。

 

いつか一緒に仕事ができればいいなぁ。