POST: 2024.04.17
メッセージ
DAIKOKUの工法
家作りのはじまりで、工法についてまず質問されます。弊社はいまダイコクのオリジナル工法ですべてつくっています。
オリジナルといっても、至って普通です。木造軸組み在来工法という手法で、柱と梁、筋交いで材木を組んでいきます。そこに少し工夫をしているだけで、普通です。
断熱材は内(うち)断熱といって、下は一階の床、そして壁は柱の中、上は二階の天井にそれぞれ断熱材を入れています。特段なんとか工法というようなものは採用しておらず、普通の工法になります。機械設備による全館空調みたいなこともしません。
以前はWB工法、そしてエアパス工法を使わせていただいたこともありましたが、今は採用しておりません。何が良いとか悪いわけではないです、時代と共に気候の変化に対応してきただけです。
よく外(そと)断熱がいいとか、基礎断熱がいいとか、言われますが正解はなく、きちんと断熱ラインが整っていれば、住み手の目的、考え方で変えていけばいいかと思います。
それよりも居心地の良さです。
その居心地の中身、つまり居心地を構成する手法が間取りであったり、性能、工法、意匠などであったり設計力が関係してくることもありますので、目的によりその都度柔軟に対応していけばと思っています。
稀に材料と工法と暮らし方がミスマッチすることもありますので、そこだけは慎重に確認が必要です。
家作りはシンプルでわかりやすいことが大切なのは、間違いないです。