POST: 2026.03.06
メッセージ
住宅建築の営業
先代の父から、生前聞いていた数ある話の中で、今になって思い返す言葉がひとつある。
「住宅は営業するものではない」
大工としてはじめた弊社の創業。昭和30年代後半から平成の始めぐらいまでは、たくさん新築の仕事があったようで、営業なんぞしなくても良かった・・・のだろうと、自慢話的として聞き流していた。でもこの言葉に後に、付け加えた言葉がある。
「近所に建っていないようではだめ」
地域に工務店があれば、その周りにその工務店で建てた家がないのは、ダメということ。つまり親しまれていないとダメということ、日頃の行いをちゃんと普通にしていれば、ひとは自ずと見ていてくれるはず、ということだったのだろう。
DAIKOKUから歩いて1分以内ぐらいに、6軒の弊社でお世話になった家が現在建っている。創業地(借家)の今の社屋から歩いて3分ほどだけど、そのまわりは、お施主様だらけ・・
父はじめ今日までのスタッフがご近所様から、いかに親しまれていたこと、可愛がっていただいていたことがわかる。
インターネットがなかった時代、地縁や血縁、人と人でしか情報がいきわたらなかった時代とはいえ、それでも多くの仕事をご近所様からご下命いただけていた。
今やインターネットがある時代、でも同じように変わらずに「普段」を伝えていく。
2021完成 篠ノ井の家