代表中澤の日々の徒然

POST: 2026.03.09
メッセージ日常

過去の失敗

「建築条件付き」という言葉をご存知でしょうか。

あらかじめ住宅を建てる建築会社を指定し、それを条件に土地を販売する方法です。

DAIKOKUは今から20年近く前、長野市内において10区画の宅地を購入した際に、この方法で土地の販売をさせていただきました。

この方法のメリットは、土地が持つ魅力で、上物の住宅建築までご下命をいただけることです。主に売主側にメリットがある方法。

デメリットは、お客様にとってとても大きな影響が生じます。

指定されている建築会社が、好みの会社であれば全く問題ないのですが、中にはその土地の魅力が勝り建築会社を妥協せざるを得ない場合もあるからです。

話は戻り、その10区画の一団の土地を販売し始め、はじめの半分ぐらいまでは良縁に恵まれました。もともと弊社の家を気にっておられたお客様に、土地を購入いただけました。しかし残りの半分は【土地】だけを気に入っていただけたお客様で、出来れば条件を外してほしいと言われました。

当初条件付きで販売し始めた土地でしたが、最終的にはその条件を外して、どの建築会社でも建てられるようにしました。

私の中で次第に罪悪感が生まれてきたことと、やはりDAIKOKUを気に入ってくれた方の住まいをつくりたいと痛感したことが、転機になったからです。

当時、安易に土地の力を使い、住宅建築の仕事に結び付けようをしたことが今でも恥ずかしく、自分が悔しくなります。

それ以来土地の「建築条件付き販売」はしておりません。もう20年近く経ちますが、この経験は今も恥ずかしい。