POST: 2025.01.18
メッセージ日常設計
1995
阪神淡路から30年というニュースを拝見する。
我々からすればもう30年かと、ただ年月の時間の早さだけを語ってしまいがちに。
被災された方には、それぞれの地震に対する想いがある。
この年は、自分にとっても分岐点だった。
東京から地元長野へ戻った年、1月のこの震災直後、3月にはオウムのサリン事件も発生した年だった。大変複雑な心境だったことを覚えています。
昨年は能登、最近では南海も動き出しているかのような地震の動きに、都心に暮らす愚息たちのことも含め、揺れの怖さが頭から離れない。
弊社の家づくりも、耐震性能には構造設計事務所と連携し全棟で強化しています。
壁の量だけではなく、柱や梁の寸法から組み方まで念入りに検討しています。
あと全体的に建物の高さにも注視している。北側のお隣様の迷惑にならないようにいう配慮もあるのですが、高さを抑えることは地震対策にもつながりますし、実際の住み心地も落ち着きのある空間がつくれるものです。
あと日ごろの身近なことですが、水が止まったしまった時の状況を想定してみるとか、停電しまった状況を想定することも時々考えてみてはいかがでしょうか。
例えば水さえあれば手動でトイレは流せます、そういうことも調べて知っておくことも役立つかと。
地震以外にも身近なことに「常に備える」ことは大切、なかなかできませんが・・・