POST: 2025.02.17
メッセージ
居心地を設計する【窓】
耐震や断熱性能に特化する挙句、最近まどが小さくなったように感じる・・・篠ノ井アトリエを設計した建築家木下治仁さんと、そんな話をしました。
窓が小さくなったというか、外に対して閉じている、という表現の方が正しいのかもしれません。
家はやはり住み心地、最後は居心地の良さが10年先、20年先に差がでるのではないでしょうか。外と仲良くするのか、閉じてしまうのか・・・居心地にとっては大きなことのように思います。
生活の中での光熱費や防犯などが、大切な世の中になってきています。そんな中でもそれらを考慮しながら、少しでも大らかに、気持ちよく暮らせることを大切にしたいと考えています。
断熱のために窓を小さくするとか、耐震のために空間を小さくするとか、防犯のために外に対し閉じる家をつくるとか、そんな選択肢は避けたい。工夫や知恵はたくさんある。
今後もしっかりと窓をデザインし、外と仲良くできる家をつくりたい。