代表中澤の日々の徒然

POST: 2025.02.20
メッセージ

居心地を設計する【明かり】

日本の家は「建材」とよばれる大量生産による工業製品により、部屋を照らす照明器具も進化しました。その結果部屋を明るく照らせるようになった。暗いよりは明るい方がいいよね・・・というだけだと思いますが、照明にはあまりこだわらずにこれまで新築住宅がつくられてきました。

その結果ハウスメーカーの家の発展にも伴い天井が高く設計され、それらを照らすために日本の家にどんどん明るい照明器具が用いられるようになりました。我々工務店も真似して、さもそれがオシャレだと感じてもいました。

「居心地」に物差しはありませんが、照明は空間の気持ち良さに大きく関わってくるとDAIKOKUは考えています。

場所や用途、広さにもよりますが、少し考えるだけで空間の質が上がります。

明るくし過ぎると、疲れます。休日以外はほぼ夕方から就寝までが主、照明の影響は大きい。

できれば、照明ひとつひとつに目的を考えて設計してみる。

例えばダウンライトよりもブラケット型にすることで目的に対しきちんと「照らす」ことができます。

何を照らしたいか、どういう空間にしたいか、まずはリビング含め、個室、寝室、お風呂などは少し明るさを下げて計画してみてはいかがでしょうか。

スタンド照明などもいいものです。