昔から１３日、どうしてなのかわからないのですが、先代からずっと１３日。普通は５とか０のつく日が多いのだろう。

今はインターネットバンキングなるものが出来たおかげで、５０社近い支払いも便利になったものです。

おかげさまで１００％現金で毎月振込ませて頂いている。昔は、本当に現金や小切手を使い、職人さんが弊社まで集金に来ていたものだ。

それはそれでいい風景だった。ひとりひとり職人さんに、あいさつを交わす。「最近はどう？」なんて仕事の有無や景気などの世間話をネタに、職人さんを労いながら、いい関係を築くいい日だった。

毎月１回、必ず職人さんと顔を合わす。

お金を支払うことよりも、もっと大切なコミュニケーションの場が「支払日」だったような気がする。

今は、パソコンで請求書に書かれている数字を打つだけ。なんとも味気ないものになっている。

とは言え、忙しい時代になったのでしょうがない部分もある。職人が手を休め、集金にくる手間を考えると、それを惜しむしかない。金銭的にそれ以外にもガソリン代や領収書に貼る印紙などの手間も省ける。

いいことは百も承知なのだが「顔を合わせる時間」まではなかなかつくれないのだろう。余裕のないところまで頑張ってもらってることに改めて感謝します。