代表中澤の日々の徒然

POST: 2025.07.02
メッセージ日常

核家族化の家づくり

私の年代になると何かと話題は同じになる。

まずは自分の健康状態や子どもたちの成長、そして意外と最近多いのが親のこと。

我々の年代だと親が片方どちらかになる。

多くは母親がのこり、年齢も90才を超えてくる。

元気なのだが、我々子どもにしてみれば老化が想像以上にすすみ、心配も何かと増える。

親と同居していたり、誰か兄弟が実家近くにでもいればいいのですが、そうでないと新幹線や高速道路を使い隔週で長野に戻って親を見に来る、なんて少なくない。

核家族世帯、始めは誠にいいのですが、20年から30年後以降、このようなことがはじまる。

都会のマンション住まいだと親と同居するスペースもないので、招くことが出来ない。

そもそも今さら同居はできない・・・。

となると、週末に「長野の実家へ親の様子を伺いにいく」ようになる。

居を構えるということは、住む場所を決めること。

そして自分の生き方、暮らし方を決めること。

マイホーム計画に大切なことのひとつとして、きちんと考えておくべきかと思う。

私もこの歳になってようやく感じてます。

私は地元に帰り、父が興した事業を継承したことにより、母の面倒を見ることができています。

たまたまでしたが、今は負担を感じることなく、母と良い時間を過ごせています。

家づくりは、つくる家のことだけに着目しがちですが、先のことを考えることも、大切に感じます。