代表中澤の日々の徒然
POST: 2025.06.30
住まい・建築日常省エネ・環境設計
昼間の過ごし方
車でよそ見しながら、戸建ての窓の様子を伺う。
というか、ガラス窓が開いている家が少し気になる。
私の母も昔の癖からか、「夏は窓を開けるという慣習」が頭から離れない。
夏の条件反射的なものなのか笑
無理もない。91才には少々難しいと思う。
確かに20年程前までは、少し暑くても窓から入ってくる風が勝っていて、気持ちよかった。
でも今は外気が高温過ぎるため、外からの熱風により外と室内が同じ温度になるだけになってしまう。
逆に閉めても経過年数が経つ家でガラスの性能が低いと、車の中状態になってしまうし・・・
ニュースでも「カーテンを閉め、エアコンを入れてください・・・」とはいうが、私の母のように終日家にいるお年寄りの場合、カーテンが締まっていて外が見ない家に、照明を付けてずっと居るというのは、辛いことかと思うんです。
うちの実家は障子なので、まだ部屋の中が和紙を通した自然の光が入り、明るいのでそれなりに居られるのですが。
私は障子好きで、DAIKOKUも障子をおススメしていますが、普通のお住まいは圧倒的にカーテンでしょう。
「快適な室温」だけにするには、ニュースの通りです。
が物事そればかりでは暮らせない。木を見て森を見ずになってしまう。
まして庇なし、軒の出なし、の四角い住宅が増えているように感じる中、断熱性能だけに頼らない夏の暮らしの工夫が必要かと。
性能の良い家をつくりながらも、ヨシズやスダレがお似合いの家をダイコクはつくる。
話は変わり・・・
週末、ひと組のお客さまがアトリエにお越しになられました。
新たな出会い、を感じております。
ありがとうございました、今後共よろしくお願い申し上げます。