代表中澤の日々の徒然

POST: 2013.06.29

本当の伝統構法

昨夜、松代町の工務店「小坂建設」さんの小坂社長と一献を傾けた。
久しぶりの再会だったが、あらためて・・・頑固な男だと思った(笑)
頑固といっても人に迷惑のかかる、そういう感じでは毛頭なく、仕事に関してのこだわりが兎に角すごい。長野県の中で、伝統構法にこれだけ熱心に取り組んでいる方は、正直、小坂さんしかいない思う。
よく工務店のキャッチで、地域の風土や伝統構法による云々・・・なんて言っていることをよく耳にするが、ほとんどいい加減と思っていい。
この人が考える石を使った基礎(石場立て基礎)、金物や筋違いなど使わずに通し貫(ぬき)と言われる構造体に、一貫してこだわる姿は、誰も真似すらできないと思います。
小坂さんは木材も山から切り出し、倉庫でゆっくり乾燥。
土壁も、下地づくりが他社とは全然ちがう。
この家は、「小坂時間」という特殊な時間で、ゆっくりゆっくり手間暇かけながらつくりあげます。
とにかく、家はひと柄に比例すると思います。つくり手の人柄が、つくる家に出ます。
話は変わり・・・
さて、今日は設計の打ち合わせが入っている。
担当の篠塚は昨夜遅く最後の最後まで、詳細をつめていたらしい。
今朝も早朝より出勤していた、おかげでお施主さまに対しいい間取りをご提案できそうだ。
気合が入る。
そして明日は地元篠ノ井にて建前。天気はどうやら心配なさそうだ!よし!
◆小坂建設さんのホームページ