代表中澤の日々の徒然

POST: 2018.10.19

その先にある居心地へ

ダイコクがつくる住まい。
僕的には「特に見どころがない住まい、見せ場がない住まい・・・それがダイコクの見どころ」だと思っています。スキップフロア、小上がりのあるリビング、子育て世代受けする幼稚な空間、梁を派手に露出させたり、そこになくてもいい化粧タイルや石張りの壁・・・余計なことをすると、一見見どころがあり、新築した達成感がそこに存在するかもしれませんが、それはほんの一瞬のことだと感じています。
住まいは長く、とにかく長くそこに居る場所。よく考えられた間取りや空間の中に、疲れず、そして飽きずに、いつもそこに居られる、居たくなる・・・それが一番大切なことであり、ダイコクの目的だと思っています。

いま新築工事中のすべての住まいは、短いスパンで見た場合特に見どころがない住まい。でもそれこそがダイコクであり、ダイコクのつくりたい住まいです。