代表中澤の日々の徒然

POST: 2019.08.06

妻側の窓

家の妻側(妻面)とは、棟と直角にまじわる面のことをいいます。
簡単に言ってしまうと、だいたいの家では東面と西面の壁面のことをいいます。
省エネやエコロジーなど断熱性能だけを考えた家をみていると、妻側に窓がない家が増え、ちょっと違和感を覚えます。窓を無くす前に、軒を深くするなどパッシブ的に考える方が先のような気もするが・・・。夏の暑さだけを考えれば確かに東の日差し、西の日差しはきつい。だが、冬を考えると低く角度で窓に差し込む日差しは本当にありがたいものに変わる。
日本には四季がある。
夏だけを考えるわけにはいかないし、冬だけを考えてもよくない。面白いもので夏場に設計の打ち合わせすると、つい冬場の極寒な生活をわすれがちになる。冬場に設計の打ち合わせをすると、その逆になる汗
毎日の生活の中で、忘れがちだけど実は大切なものがあるって思っています。
それが景色と風。今の家は断熱性能に着目しすぎていて、気持ちが休まる場所をつくっていない。風や景色は心を癒してくれます。妻側の窓は譲っても南北面だけは大きな窓を用い、そこから見える眺め、そして風を楽しみたいものです。