代表中澤の日々の徒然
育成の条件
今日で今年度が終わりを迎えます。春でしょうか、陽ざしも少しずつ強さを増して来ました!。社業はお陰さまでダイコクも忙しい年度末を迎えられることができました、何よりもお客さまに感謝する次第です。
最近仕事の中で、たいへん多くの方々にお世話になっているという「感謝の気持ち」の一方で、いろいろな場面(気づかないところ)で迷惑をお掛けしながらも、広いお気持ちで助けて頂いている、許して頂いている「恩」というものを感じます、こうした方々とこれからも末永いお付き合いを心からお願いする次第です。
先ほど、長野市篠ノ井塩崎にある長谷のお観音様(長谷寺) に仕事の用事でお邪魔して来ました。住職は私の高校の先輩(ひとつ上)で、日ごろから大変お世話になっております。これから境内の桜がとても綺麗な季節を迎えます、是非皆さまも足を運んでみてはいかがでしょうか、とにかく人もお寺もすばらしいので!
お寺の庫裏の寺務所に置いてあった、檀家さんや信者さん向けに定期発行している『長谷観音だより №29』の一説をここに掲載させて頂きます。
『アメリカインディアンの教え』
子供は批判されて育つと、人を責めることを学ぶ。
子供は憎しみの中で育つと、人と争うことを学ぶ。
子供は恐怖の中で育つと、おどおどした小心者になる。
子供は憐れみを受けて育つと、自分を可愛そうだと思うようになる。
子供はばかにされて育つと、自分を表現できなくなる。
子供は嫉妬の中で育つと、人をねたむようになる。
子供はひけめを感じて育つと、罪悪感をもつようになる。
子供は辛抱強さを見て育つと、耐えることを学ぶ。
子供は正直さと公平さを見て育つと、真実と正義を学ぶ。
子供は励まされて育つと、自信を持つようになる。
子供はほめられて育つと、人に感謝するようになる。
子供は存在を認められて育つと、自分が好きなる。
子供はみんなで分け合うのを見て育つと、人に分け与えるようになる。
子供は努力を認められて育つと、目標を持つようになる。
子供は静かな落ち着きの中で育つと、平和な心を持つようになる。
子供は安心感を与えられて育つと、自分や人を信じるようになる。
子供は親しみに満ちた雰囲気の中で育つと、生きることは楽しいことだと知る。
子供は周りから受け入れられて育つと、世界中に愛があふれていることを知る。
ご住職(先輩)曰く、「子供も一本の樹ではないでしょうか、育成の条件が悪ければ枯れてしまいます。野生の樹ではありませんから、下草を刈り、枝を打ち、見守ることも必要です。でもやがて一本立ちすべきものなのですから、保護と干渉はどこかで止めなければなりません。アメリカンインディアンの教えは、こんな私たちにたくさんのヒントを与えてくれるものです。」
明日から新年度、新学期がはじまる4月です、気持ち新たに頑張ります。
(写真は社内で咲いた木蓮の花です)