代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.06.08

捉え方

週末、県外に住む友人と久しぶりの再会を果たした。新潟と福井に住む友人3と旨い酒を飲み交わし楽しい時間を過ごした。次の日、少々時間があるとのことで、ちょっとした観光をすることに。

さて、どこに行けばいいのだろう・・・と考えた末、まずは善光寺さま。御開帳が終わっても回向柱が建っており、戒壇めぐりもさせて頂いた。その足で、戸隠までそばを食べることに。

美味しいそばを味わったあと、松代へ行きいろいろと回り、最後はある温泉に行き一日の小観光をさせて頂いた。

車に乗ってこれだけ周ったわけだが、彼らの口からでた言葉のほとんどが『長野は山がきれいだね』・・・だった。車窓から観える山の景色が一番の観光だったのだろう、何度も連呼しながら大変喜んでいた。

いつも目にしている風景は、慣れがあり新鮮さもないので何も感じなくなるもの。毎日反復しているのは大抵そう見えるものなのだろう。側からみれば見慣れない風景は好感度よく目に入ってくる。毎日の生活の中で見れば、そういったことが身のまわりに沢山存在するのだろう。

だからこそ「隣の芝は青く見える」。家族の存在、毎日顔を合わす社員の存在、毎日反復する仕事の存在、近くにいる友達の存在・・・実はそこには掛け替えのない大切なものが確かに存在する。普段にない存在が青く見えてしまいがちだが、本当は一番良いのがその存在なのだと改めて考えさせられた。

普段目にするあたりまえの自然界の景色や様々な人間関係、そして健康まで・・・あたりまえにある「いつもの存在」の大切さを、日々の生活の中で忘れないようにしようと思う。