代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.07.23

中小企業の事業継承

事業継承を理由として、全国で毎年年間7万社が廃業しているという。昨日、ある企業オーナー向けセミナーに参加して参りました。

長野県内のオーナー社長の平均年齢は59歳10ヶ月だそうです、意外に高齢で驚く。僕は父の急逝に伴いダイコクを継承したが、他はこの時代、なかなか問題があるようだ。

他人事であるせいか、僕には意外と面白いセミナーだった。

20年前までは、約8割が親族内への継承、つまり社長の息子たちへ継がせていた。近年では従業員への継承や、M&A(合併や買収)等の親族外への継承が4割もあるという。いい会社なら会社を売ることも確かに選択肢なのだろう。

うちは、工務店。長く存続させてお客さまに安心をあたえなければならない。今年で創立40年目を迎えたが、これからもお客さまのために、社員の永年雇用などを含め、もっともっといい会社にしていきたい。

参考までに、面白い統計がありました。県内の社長さんに「何歳で社長を引退したいか」との問いに、一番多かった答えは65歳だったようです。希望的な願望なんだろうなァ・・・