よくある休日の風景

休日を頂いた。幼稚園に通う子供たちは既に夏休みに入り、当然どこかへ出掛けるものだと思い込んでいた。

本当は海へ出掛ける予定をしていたが、ここ数日いまいち夏らしくない天候が続いているため、急遽中止。家のまわりを自転車で探検することにした。探検と言っても、ただ家のまわりを自転車で走るだけ・・なのですが。

何の工夫もない単なるサイクリングなのだが、子供たちにとっては、普段なかなか一緒に遊んでくれない男親とあって、楽しそう顔をしてくれる。

我が家のサイクリングは走る道が大抵決まっている。近くのお宮へお参りして戻ってくるパターン。

でも必ず儀式だけは行う。２礼２拍手１礼・・・子供に今から地鎮祭のための英才教育をしているわけではないが、最近・・・・・かなり上手い。

家に戻り自転車をとめていると、隣に住むおじさんが出て来てくれて、トマトをもらった。手作りの完全無農薬野菜だ。細長い方は「アイコ」という名前らしい。甘くて美味しかった。

よくある休日の風景だが、僕にはいい休みになった。うちの子供たちは、ご近所の方々に大変よく遊んでもらっている。たまにの休みに子供たちと一緒にいるだけでそれがよくわかる。

ご近所のおじちゃんやおばちゃんに、育てられていると言っても過言ではない。親でも親戚でもない関係の方との交流は、とても子供たちにとって大切なような気がした。

やっぱり家は、外に対して開くことが大切だと思った。