代表中澤の日々の徒然

POST: 2009.09.19

地域性

仕事を通じて昔の仲間に出会うことが最近多い。

お客さまの住宅ローンの関係から、ある金融機関に就職した昔の友人に久しぶりに再会を果たした。この友人、浪人中(なんだか最近このブログに多く出てくる話題だなぁ・・・)ほぼ毎日一緒に遊んだ仲だった。そう、遊んだ仲なのです、浪人の身でありながら・・・。相手にしてみれば、僕のお陰できっと痛い目にあったことだろう。

彼は長野県で1番の進学校を卒業して予備校に入って来た。僕は地元の3流高校出身。早慶コースに居た彼と、比べ物にならないくらいの格下の最低コースにいた僕が、同じクラスではないのに?どういうわけか?いつの間にか?意気投合して?毎日のように一緒に予備校をサボる仲に。

久しぶりにダイコクの会議室で再会をしたが、話題はやっぱりこの時代の話。二人とも「あんな楽しかった時代はなかった!」と確信しあう(・・慰めあうかな)。 お互い東京へ行ってからは会うこともなく、連絡を取り合うこともなかったが、こうして仕事で再会しても、20数年前のままで語り合える。将来有望だった彼には、本当に悪いことをした(と思う)が、あれはあれでいい青春だった。また彼も同じことを言ってくれていた。これからも心の支えとして、いい距離で付き合って行きたいと願う。

今日、高校の後輩と会った、正確には打ち合わせをした。いろんな縁で再会を果たし、家を一緒に建てさせてもらうこになった。最近本当にこうした縁のお陰で、仕事をさせてもらう機会が多くなった。正直、こんなことだったら友人や後輩達を、もっと大事にするべきだったか・・・(爆)

冗談は置いといて、大手メーカーでは味わえないような環境で仕事をさせてもらっている。人の結び付きや、世間の狭さを感じている。縁がある人とは、必ず再会を果たす運命にあるのだろうか・・と思ってしまうほどだ。まちの銭湯や床屋さんと同じような、地域性の強い「工務店」という仕事の素晴らしさを、改めて感じた1日だった。